新規登録 ログイン

9_80 文法 / 文法

方丈記『大火とつじ風(また治承四年四月のころ中御門京極のほどより〜)』の品詞分解(助動詞など)

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
方丈記『大火とつじ風』

このテキストでは、方丈記の一節『大火とつじ風』の「また治承四年四月のころ中御門京極のほどより〜」から始まる部分の品詞分解を記しています。書籍によっては、『治承の竜巻』、『治承のつじ風』などと題されているものもあるようです。



品詞分解

※名詞は省略してあります。

また(接続助詞)、
治承四年四月
の(格助詞)
ころ、
中御門京極
の(格助詞)
ほど
より(格助詞)、
大きなる(形容動詞・ナリ活用・連体形)
辻風
おこり(ラ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)、
六条
わたり
まで(副助詞)
吹け(カ行四段活用・已然形)
る(完了の助動詞・連体形)
こと
侍り(ラ行変格活用・連用形)
き(過去の助動詞・終止形)。

三、四町
を(格助詞)
吹きまくる(ラ行四段活用・連体形)

に(格助詞)、
こもれ(ラ行四段活用・已然形)
る(存続の助動詞・連体形)

ども(接尾語)、
大きなる(形容動詞・ナリ活用・連体形)
も(係助詞)、
小さき(形容詞・ク活用・連体形)
も(係助詞)、
ひとつ
と(断定の助動詞・連用形)
して(接続助詞)
破れ(ラ行下二段活用・未然形)
ざる(打消の助動詞・連体形)
は(係助詞)
なし(形容詞・ク活用・終止形)。

さながら(副詞)
平に(形容動詞・ナリ活用・連用形)
倒れ(ラ行下二段活用・連用形)
たる(存続の助動詞・連体形)
も(係助詞)
あり(ラ行変格活用・連用形)、
桁柱
ばかり(副助詞)
残れ(ラ行四段活用・已然形)
る(存続の助動詞・連体形)
も(係助詞)
あり(ラ行変格活用・連用形)、

を(格助詞)
吹き放ち(タ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)
四、五町
が(格助詞)
ほか
に(格助詞)
置き(カ行四段活用・連用形)、
また(接続詞)

を(格助詞)
吹き払ひ(ハ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)

と(格助詞)
ひとつ
に(書くお)
なせ(サ行四段活用・已然形)
り(存続の助動詞・終止形)。

いはむや(副詞)、

の(格助詞)
うち
の(格助詞)
資材、

を(格助詞)
尽し(サ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)

に(格助詞)
あり(ラ行変格活用・終止形)。

1ページへ戻る
前のページを読む
1/2
次のページを読む

Tunagari_title
・方丈記『大火とつじ風(また治承四年四月のころ中御門京極のほどより〜)』の品詞分解(助動詞など)

Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
『教科書 古典B 古文編』 桐原書店

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 17,506 pt 
 役に立った数 6 pt 
 う〜ん数 2 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。