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十八史略『鶏口牛後(秦喟然歎曰〜)』の書き下し文と現代語訳

著者名: 走るメロス
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『鶏口牛後』

ここでは、中国の故事である鶏口牛後(秦喟然歎曰〜)の書き下し文と現代語訳・解説を書いています。



※前回のテキストはこちら:『鶏口牛後』(蘇秦者、師鬼谷先生〜)書き下し文・わかりやすい現代語訳(口語訳)と文法解説

白文(原文)

喟然歎曰、

「此一人之身。
富貴則親戚畏懼之、貧賎則軽易之。
況衆人乎
使我有洛陽負郭田二頃豈能佩六国相印乎。」


於是、散千金、以賜宗族朋友。
定従約帰趙、粛侯封為武安君。

書き下し文

秦喟然として歎じて曰はく、
「此れ一人の身なり。
富貴なれば則た親戚も之を畏懼し、貧賎なれば則ち之を軽易す。
況んや衆人をや。
我をして洛陽負郭の田二頃有らしめば、豈に能く六国の相印を佩びんや。」



是に於いて、千金を散じて以って宗族朋友に賜ふ。
既に従約を定めて趙に帰るや、粛侯封じて武安君と為す。

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・十八史略『鶏口牛後(秦喟然歎曰〜)』の書き下し文と現代語訳

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鎌田正、米山寅太郎 著 2011 『新漢語林 第二版』大修館書店
『教科書 国語総合 古典編』 東京書籍

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