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伊勢物語『渚の院(昔、惟喬親王と申す親王おはしましけり〜)』の品詞分解

著者名: 走るメロス
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■帰りて宮に入らせ給ひぬ。夜更くるまで酒飲み、物語して、あるじの親王、酔ひて入り給ひなむとす。


単語品詞敬意の向き
帰りラ行四段活用「かへる」の連用形ー
て接続助詞ー
宮ーー
に格助詞ー
入らラ行四段活用「いる」の未然形ー
せ尊敬の助動詞「す」の連用形尊敬・作者→惟喬親王
給ひ尊敬の補助動詞・ハ行四段活用「たまふ」の連用形尊敬・作者→惟喬親王
ぬ。完了の助動詞「ぬ」の終止形ー
夜ーー
更くるカ行下二段活用・連体形ー
まで副助詞ー
酒ーー
飲み、マ行四段活用「のむ」の連用形ー
物語ーー
しサ行変格活用「す」の連用形ー
て、接続助詞ー
あるじーー
の格助詞ー
親王、ーー
酔ひハ行四段活用「ゑふ」の連用形ー
て接続助詞ー
入りラ行四段活用「いる」の連用形ー
給ひ尊敬の補助動詞・ハ行四段活用たまふ」の連用形尊敬・作者→惟喬親王
な強意の助動詞「ぬ」の未然形ー
む意志の助動詞「む」の終止形ー
と格助詞ー
す。サ行変格活用「す」の終止形ー



■十一日の月も隠れなむとすれば、かの馬頭の詠める。「飽かなくにまだきも月の隠るるか山の端逃げて入れずもあらなむ」

単語品詞敬意の向き
十一日ーー
の格助詞ー
月ーー
も係助詞ー
隠れラ行下二段活用・連用形ー
な強意の助動詞・未然形ー
む推量の助動詞・終止形ー
と格助詞ー
すれサ行変格活用・已然形ー
ば、接続助詞ー
か代名詞ー
の格助詞ー
馬頭ーー
の格助詞ー
詠めマ行四段活用・命令形ー
る。完了の助動詞・連体形ー
「飽かカ行四段活用「あく」の未然形ー
な打消の助動詞「ず」の古い未然形ー
く接尾語ー
に助詞ー
まだき副詞またはシク活用の形容詞「まだし」の連体形ー
も係助詞ー
月ーー
の格助詞ー
隠るるラ行下二段活用「かくる」の連体形ー
か終助詞ー
山ーー
の格助詞ー
端ーー
逃げガ行下二段活用「にぐ」の連用形ー
て接続助詞ー
入れラ行下二段活用「いる」の未然形ー
ず打消の助動詞「ず」の連用形ー
も係助詞ー
あらラ行変格活用「あり」の未然形ー
なむ」願望の終助詞ー



■親王にかはり奉りて、紀有常、「おしなべて峰も平になりななむ山の端なくは月も入らじを」

単語品詞敬意の向き
親王ーー
に格助詞ー
かはりラ行四段活用・連用形ー
奉り謙譲の補助動詞・ラ行四段活用・連用形謙譲・作者→惟喬親王
て、接続助詞ー
紀有常、ーー
「おしなべて副詞ー
峰ーー
も係助詞ー
平にナリ活用の形容動詞「たひらなり」の連用形ー
なりラ行四段活用「なる」の連用形ー
な完了の助動詞「ぬ」の未然形ー
なむ願望の終助詞ー
山ーー
の格助詞ー
端ーー
なくク活用の形容詞「なし」の連用形ー
は係助詞または接続助詞ー
月ーー
も係助詞ー
入らラ行四段活用「いる」の未然形ー
じ打消推量の助動詞「じ」の連体形ー
を」間投助詞ー



現代語訳

伊勢物語『渚の院(昔、惟喬親王と申す親王おはしましけり〜)』の現代語訳と文法解説


著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は3億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。
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