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今昔物語集『藤原為時、詩を作りて越前守に任ぜられし語』の品詞分解

著者名: 走るメロス
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今昔物語集『藤原為時、詩を作りて越前守に任ぜられし語』

ここでは、今昔物語集の中の『藤原為時、詩を作りて越前守に任ぜられし語』の品詞分解をしています。書籍によっては、『藤原為時、詩を作りて越前守に任ぜらるる語』や『藤原為時、詩を作りて越前守に任ぜられ語』と表記されることもあるようです。

現代語訳はこちら
今昔物語集『藤原為時、詩を作りて越前守に任ぜられし語』の現代語訳

品詞分解

※名詞は省略してあります。


は(格助詞)
昔、
藤原為時
と(格助詞)
いふ(ハ行四段活用・連体形)

あり(ラ行変格活用・連用形)
き(過去の助動詞・終止形)。

一条院
の(格助詞)
御時
に(格助詞)、
式部丞
の(格助詞)

に(格助詞)
より(格助詞)
て(接続助詞)
受領
に(格助詞)
なら(ラ行四段活用・未然形)
む(意志の助動詞・終止形)
と(格助詞)
申し(サ行四段活用・連用形)
ける(過去の助動詞・連体形)
に(接続助詞)、
除目
の(格助詞)
時、
闕国
なき(形容詞・ク活用・連体形)
に(格助詞)
より(格助詞)
て(接続助詞)
なさ(サ行四段活用・未然形)
れ(受身の助動詞・未然形)
ざり(打消の助動詞・連用形)
けり(過去の助動詞・終止形)。

そ(代名詞)
の(格助詞)
後、
こ(代名詞)
の(格助詞)
こと
を(格助詞)
嘆き(カ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)、

を(格助詞)
隔て(タ行下二段活用・連用形)
て(接続助詞)
直し物
行は(ハ行四段活用・未然形)
れ(受身の助動詞・連用形)
ける(過去の助動詞・連体形)
日、
為時、
博士
に(断定の助動詞・連用形)
は(係助詞)
あら(補助動詞・ラ行変格活用・未然形)
ね(打消の助動詞・已然形)
ども(接続助詞)
きはめて(副詞)
文花
ある(ラ行変格活用・連体形)

に(断定の助動詞・連用形)
て(接続助詞)、
申し文
を(格助詞)
内侍
に(格助詞)
つけ(カ行下二段活用・連用形)
て(接続助詞)
奉り上げ(ガ行下二段活用・連用形)
て(強意の助動詞・連用形)
けり(過去の助動詞・終止形)。

そ(代名詞)
の(格助詞)
申し文
に(格助詞)
こ(代名詞)
の(格助詞)

あり(ラ行変格活用・終止形)。

苦学寒夜紅涙潤襟
除目後朝蒼天在眼

と(格助詞)。
内侍
これ(代名詞)
を(格助詞)
奉り上げ(ガ行下二段活用・未然形)
む(意志の助動詞・終止形)
と(格助詞)
する(サ行変格活用・連体形)
に(格助詞)、
天皇
の(格助詞)
そ(代名詞)
の(格助詞)

に(格助詞)
御寝なり(ラ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)、
御覧ぜ(サ行変格活用・未然形)
ず(打消の助動詞・連用形)
なり(ラ行四段活用・連用形)
に(完了の助動詞・連用形)
けり(過去の助動詞・終止形)。

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『教科書 高等学校古典B』 第一学習社
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店

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