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奥の細道『白河の関』の品詞分解/松尾芭蕉

著者名: 走るメロス
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テスト対策に!奥の細道『白河の関』の品詞分解

このテキストでは、奥の細道の一節「白河の関」(心もとなき日数重なるままに、白河の関にかかりて旅心定りぬ~)の品詞分解を記しています。



現代語訳

奥の細道『白河の関』わかりやすい現代語訳と解説


奥の細道とは

「月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり。」で始まる一節で広く知られている奥の細道は、松尾芭蕉によって書かれました。江戸を出発し、東北地方、北陸地方を巡り岐阜の大垣までの道中の出来事を記した紀行文です。

品詞分解

※名詞は省略してあります。




心もとなき日数重なるままに、白河の関にかかりて旅心定りぬ。「いかで都へ」と便り求しも理なり。

心もとなき形容詞・ク活用・連体形
日数
重ぬるナ行下二段活用・連体形
ままに、連語
白河の関
格助詞
かかりラ行四段活用・連用形
接続助詞
旅心
定りラ行四段活用・連用形
ぬ。完了の助動詞・終止形
「いかで副詞
へ。」格助詞
格助詞
便り
求めマ行下二段活用・連用形
過去の助動詞・連体形
係助詞
理なり。形容動詞・ナリ活用・終止形




中にも此関は三関の一にして、風騒の人心をとどむ。秋風を耳に残し、紅葉を俤(おもかげ)にして、青葉のこずえなほあはれなり。

格助詞
係助詞
代名詞
格助詞
係助詞
三関
格助詞
断定の助動詞・連用形
して、接続助詞
風騒
格助詞
格助詞
とどむ。マ行下二段活用・終止形
秋風
格助詞
格助詞
残し、サ行四段活用・連用形
紅葉
格助詞
おもかげ
格助詞
サ行変格活用・連用形
て、接続助詞
青葉
格助詞
こずえ
なほ副詞
あはれなり。形容動詞・ナリ活用・終止形


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佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
『教科書 国語総合』 筑摩書房
『教科書 国語総合』 教育出版

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