変化の割合
1次関数の単元では、
xが増加したのに対して、yがどれだけ増加したのかを考えていきます。この割合のことを、
変化の割合と言い、次の計算式で求めます。
変化の割合=yの増加量÷xの増加量
例えば、xの値が0から3に変化したときに、yの値が3から9に増加したとしましょう。xの増加量は、3-0=3、yの増加量は9-3=6なので、この場合の変化の割合は
6÷3=2
となります。この変化の割合は、
xが1変化するときにyがどれだけ変化したのかを示す数字でもあり、関数の単元では必ず必要になってくることですので、しっかりと覚えておきましょう。
練習問題
xが-5から-3に変化したときに、yは-1から7に変化した。このときの変化の割合を求めよ。 |
xの増加量は、-3-(-5)=-3+5=2
yの増加量は、7-(-1)=7+1=8
よって変化の割合は、8÷2=4となります。