2つの直線の交点の座標の求め方
・y=x+3・・・①
・2x+y=6・・・②
ここに2つの直線の式があります。この2つの式を連立させてxとyの値を求めてみます。
※連立方程式の解の求め方
このとき求まった
xとyの値は、2つの直線が交わる点の座標となります。
さらっと言いましたが、大切なことなのでもう一度言います。
2つの直線の方程式を満たすxとyの値は、2つの直線が交わる点の座標
①と②のグラフを描いてみるとよくわかります。
①は、傾きが1、切片が3の右上がりの直線です。また②は、式を変形するとy=-2x+6となるので、傾きが-2、切片が6の右下がりの直線になります。
グラフの目より、2つの直線は、(1,4)で交わっていることがわかります。
では、①と②の連立方程式の解がどうなっているのかみてみましょう。
①を②に代入して
2x+x+3=6
3x=6-3
3x=3
x=1
これを①に代入してy=1+3=4
この連立方程式の解は、x=1、y=4となり、グラフで求めた交点の座標と同じになりましたね。