「ねびゆかむさまゆかしき人かな」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解
原文
ねびゆかむさま
ゆかしき人かなと、目
とまり給ふ。
現代語訳・口語訳・意味
成長して大人になっていくであろう様子を見てみたい人だなと、(光源氏は)目をおとめになります。
品詞分解
| 単語 | 品詞 | 敬意の向き |
| ねびゆか | カ行四段活用「ねびゆく」の未然形 | ー |
| む | 婉曲の助動詞「む」の連体形 | ー |
| さま | 名詞 | ー |
| ゆかしき | シク活用の形容詞「ゆかし」の連体形 | ー |
| 人 | 名詞 | ー |
| かな | 終助詞 | ー |
主な出典
【源氏物語「若紫・北山の垣間見」】
面つきいとらうたげにて、眉のわたりうちけぶり、いはけなくかいやりたる額つき、髪ざし、いみじううつくし。ねびゆかむさまゆかしき人かなと、目とまり給ふ。さるは、限りなう心を尽くし聞こゆる人に、いとよう似奉れるが、まもらるるなりけりと思ふにも、涙ぞ落つる。