新規登録 ログイン

9_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

「かたちのいとめでたくおはしけれ」の現代語訳・品詞分解・敬意の向き

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
「かたちのいとめでたくおはしけれ」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解・敬意の向き

原文

これは、二条の后の、いとこの女御の御もとに、仕うまつるやうにてゐ給へりけるを、かたちのいとめでたく おはしければ、盗みておひて出でたりけるを...


現代語訳・口語訳・意味

これは、二条の后(藤原高子)が、いとこの女御(藤原明子)のお側に、お仕え申し上げるような形で(身を寄せて)おいでになっていたのですが、(二条の后の)容貌がとても美しくていらっしゃったので、(男が二条の后を)盗んで背負って出ていったのを...


品詞分解

単語品詞敬意の向き
かたち名詞
格助詞
いと副詞
めでたく形容詞・ク活用「めでたし」の連用形
おはし尊敬の補助動詞・サ行変格活用「おはす」の連用形作者→二条の后
けれ過去の助動詞「けり」の已然形




主な出典

伊勢物語「芥川」
これは、二条の后の、いとこの女御の御もとに、仕うまつるやうにてゐ給へりけるを、かたちのいとめでたく おはしければ、盗みておひて出でたりけるを、御兄堀河の大臣、太郎国経の大納言、まだ下臈にて内裏へ参り給ふに、いみじう泣く人あるを聞きつけて、とどめてとりかへし給うてけり。それをかく鬼とは言ふなりけり。まだいと若うて、后のただにおはしける時とや。
Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 0 pt 
 役に立った数 0 pt 
 う〜ん数 0 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。