新規登録 ログイン

10_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

論語 学而第一 13~14

著者名: 春樹
Text_level_1
マイリストに追加
【原文】

13:有子曰。信近於義。言可復也。恭近於禮。遠恥辱也。因不失其親。亦可宗也。

14:子曰。君子食無求飽。居無求安。敏於事而愼於言。就有道而正焉。可謂好學也已。

【書き下し文】

13:有子曰く、信、義に近ければ、言復むべきなり。恭、礼に近ければ、恥辱に遠ざかる。因ること其の親を失わざれば、亦宗ふ可きなり。

14:子曰わく、君子は食飽くを求むること無く、居安きを求むること無し。事に敏にして言に慎み、有道に就きて正す。学を好むと謂うべきのみ。
【現代語訳】

13:有子はおっしゃいました。『約束したことが正義にかなっていれば、約束どおりにそれを果たすべきです。うやうやしさが礼にかなっていれば、恥をかくこともありません。人に頼るときに、頼れる人にきちんと頼るべきであり、その人があなたにとって正しい人であれば、その人のことを尊ぶようにすべきです。

14:孔子はおっしゃいました。『君子というものは、贅沢な食事を求めることはなく、居心地のいい家を求めることもありません。行動は機敏ですが、言動は慎重をきして、徳の高い人に自分を正してもらうように振る舞います。このような人こそが、学問好きと言えるでしょう』と。


Tunagari_title
・論語 学而第一 13~14

Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
青空文庫http://www.geocities.co.jp/Berkeley/3776/rongo_index.html
『渋沢栄一 論語の読み方』三笠書房

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 21,099 pt 
 役に立った数 3 pt 
 う〜ん数 1 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。