代入法の復習
前回のテキストでは、連立方程式を代入法を用いて解きました。
今回は違ったアプローチで、「
加減法」という方法を用いて連立方程式を解いてみましょう。
加減法
①:x+y=4
②:x-y=2
加減法とはその名の通り、与えられた連立方程式を足したり引いたりしてxとyの値を求める方法です。
早速①と②を足してみましょう。わかりやすく計算できるよう、図のように、xはxでyはyで、数字は数字で縦に並べるのがポイントです。
縦にくくってあるところを足し算します。
・x+x=2x
・y+(-y)=0
・4+2=6
以上のことから①+②より
2x=6
という方程式ができます。
これを解くとx=3が求まります。
最後にx=3を①か②に代入して方程式を解けば、y=1が求まります。
試しに①-②と計算した場合もやってみましょう。
①:x+y=4
②:x-y=2
縦にくくってあるところを引き算します。
・x-x=0
・yー(-y)=2y
・4-2=2
以上のことから①-②より
2y=2
という方程式ができます。
これを解くとy=1が求まります。
最後にy=1を①か②に代入すれば、x=3が求まります。
先程と答えが同じになりました。