連立方程式のトリビア
ちょっと休憩ではないですが、1つ連立方程式のトリビアを紹介しましょう。
1:x+y=5
2:x-y=1
の連立方程式があったとします。このとき使われている文字はxとyの2つですね。そして方程式の数も2つですね。
実は、使われている文字の数と方程式の数にはつながりがあります。文字が2つの場合、方程式は2つ以上なかれば2つの文字を満たす解を求めることはできません。
必ず文字の数の分だけ方程式が必要となります。
例えばaとbとcという3つの文字を使った連立方程式があった場合は、方程式が3つなければこれらのa、b、cの値すべてを求めることはできないということです。
文章題から連立方程式をたてるときは、文字の数だけ方程式を作らなければいけないということです。頭の片隅にいれておいて損はないと思います。