「おもひわぶ/思ひ侘ぶ」の意味・活用・使用例【バ行上二段活用】
このテキストでは、バ行上二段活用の動詞「
おもひわぶ/思ひ侘ぶ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
バ行上二段活用
未然形 | おもひわび |
連用形 | おもひわび |
終止形 | おもひわぶ |
連体形 | おもひわぶる |
已然形 | おもひわぶれ |
命令形 | おもひわびよ |
■意味:自動詞
思い悩む。
[出典]:
百人一首 道因法師
「思ひわび さても命は あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり」
[訳]:((あなたのやるせない態度に)
思い悩み(死んでしまうかと思いましたが)、それでも命は残っています。(ただ)つらさにこらえきれずに(流れてくる)涙であることですよ。