きしむ/軋む
このテキストでは、マ行四段活用の動詞「
きしむ/軋む」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
マ行四段活用
未然形 | きしま |
連用形 | きしみ |
終止形 | きしむ |
連体形 | きしむ |
已然形 | きしめ |
命令形 | きしめ |
■意味:自動詞
(すれあって)きしきしと音をたてる。
[出典]:
にくきもの 枕草子
「硯に髪の入りて、すられたる。また、墨の中に、石のきしきしと
きしみ鳴りたる。」
[訳]:硯に髪が入ったまま、(墨が)すられたの(はしゃくに障る)。また、墨の中に、石が(交じって)きしきしと
きしんで音をたてなっているの(もしゃくに障る。)