極大と極小
2次関数までは、xの範囲内において最大値・最小値を求めていました。
しかしここの単元で扱うのは、
2次関数のように簡単に増加と減少がわかるものではありません。そのために導関数が必要になってくるのです。
例えば次の図をみてみましょう。
新しく、
極大と
極小という概念が出てきます。この図では、点Aと点Bが極大値、点Cと点Dが極小値となります。
極大値とは、
f'(x)=0となるxの値の前後において、f'(x)の符号がプラスからマイナスに変化するときのxの値で最大のものを言います。
一方で極小値とは、
f'(x)=0となるxの前後において、f'(x)の符号がマイナスからプラスに変化するときのxの値で最小なものを言います。
必ずしも極大値=最大値、極小値=最小値となるわけではないことに注意してください。