前回の続き:円の領域
では直線と円の領域について理解できたところで、今度は図をみてその図の指している領域を不等式に表してみるという作業をやってみましょう。
中心が(1,2)で半径が4の円の内部を表す不等式を作りなさい。ただし境界線は含まない
中心が(1,2)で半径が4の円ということは
という円の方程式が作れるはずです。
この円の内側ということは、図の斜線部分ということですね。
境界線は含まないということですので、この図の斜線部の領域は
ということになります。
このように、不等式から図を描けるように、そして図から不等式を導けるようにしておきましょう。