ふみわく/踏み分く
このテキストでは、カ行下二段活用の動詞「
ふみわく/踏み分く」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
カ行下二段活用
未然形 | ふみわけ |
連用形 | ふみわけ |
終止形 | ふみわく |
連体形 | ふみわくる |
已然形 | ふみわくれ |
命令形 | ふみわけよ |
■意味1:他動詞
踏んで分け入る、足で分けながら進む。
[出典]:
百人一首 猿丸大夫
「奥山にもみぢ
踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき」
[訳]:人里離れた奥深い山で紅葉を
踏み分けて鳴いている鹿の声を聞くときこそ、秋は悲しい(と感じられることだよ。)