"have to"の登場
"must"は「~しなければならない」や「~に違いない」を意味する助動詞でした。この"must"のかわりに"
have to"を使うことができます。使い方は"must"を"have to"に置き換えるだけなのですが、使い方にはいくつかこつがあります。
1:
I have to get up at 6:00 tomorrow.
※明日は朝6時に起きなければなりません。
"must"を使って書き換えるならば「I must get up at 6:00 tomorrow.」となります。
3人称単数が主語のとき
2:
He has to study hard.
※彼は一生懸命勉強しなければなりません。
3人称単数が主語のときは、
"have to"が"has to"に変化します。
"must"で書き換えるならば「He must study hard.」となります。
疑問文を作るとき
"must"で疑問文を作るときは「Must I~」で始まりましたが、"have to"のときは少し勝手が違います。
3:
Do I have to get up at 6:00 tomorrow?
※明日は6時に起きなければなりませんか?
"have to"を使って疑問文を作るときには、例文3のように、"
Do I have to~"で始めます。が、3人称単数が主語のときには次の例文4のようになります。
4:
Does he have to study hard?
※彼は一生懸命勉強しなければなりませんか?
"Do"が"Does"になり、"has to"が"have to"になります。
過去形にするとき
5:
I had to get up at 6:00 this morning.
※私は今朝、6時におきなければなりませんでした。
6:
Did I have to go there?
※そこへ行かなければなりませんでしたか?
例文5のように、「
~しなければならなかった」とするときには、
"have"(has)を"had"に変えて、"had to"とします。これは主語が何であっても同じです。
また、疑問文にするときには例文6のように"
Did I have to~"とします。
他の助動詞とあわせて使うとき
"must"を"have to"に置き換えて使う最大のメリットは、
他の助動詞と一緒に使えるという点です。
7:
I will have to get up early tomorrow.
※私は明日、早起きをしなければなりません。
例文7のように、
"have to"の前に他の助動詞をくっつけます。