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9_80 ことば / 単語

『去来抄』行く春を 品詞分解

著者名: くわぼ
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行く春を近江の人と惜しみけり

けり詠嘆の助動詞「けり」の終止形_


先師いはく、「尚白が難に『近江は丹波にも、行く春は行く歳にも振るべし』といへり]。汝、いかが聞きはべるや。」

格助詞の連体修飾格_
格助詞_
系助詞_
べし可能の助動詞「べし」の終止形_
完了の助動詞「り」の終止形_
はべる尊敬・先師(芭蕉)→去来_


去来いはく、「尚白が難当たらず。湖水朦朧として春を惜しむにたよりあるべし。ことに今日の上にはべる。」と申す。

べし適当の助動詞「べし」の終止形_
はべる丁寧・去来→先師_
申す謙譲・去来→先師_


先師いはく、「しかり。古人もこの国に春を愛すること、をさをさ郁に劣らざるものを。」

格助詞の場所_
ものを終助詞の詠嘆_


去来いはく、「この一言、心に徹す。行く歳近江にゐたまはば、いかでかこの感ましまさむ]。行く春丹波にいまさば、もとよりこの情浮かぶまじ。風光の人を感動せしむること、真なるかな。」と申す。

たまは尊敬・去来→先師_
接続助詞の順接仮定条件_
ましまさ尊敬・去来→先師_
反語の助動詞「む」の終止形_
まじ打消適当の助動詞「まじ」の終止形_
格助詞の主格_
しむる使役の助動詞「しむ」の連体形_
なる断定の助動詞「なり」の連体形_
かな終助詞の詠嘆_
申す謙譲・去来→先師_


先師いはく、「去来、汝はともに風雅を語るべきものなり。」と、ことさらに悦びたまひけり。

べき適当の助動詞「べし」の連体形_
なり断定の助動詞「なり」の終止形_
たまひ尊敬・去来→先師_
けり詠嘆の助動詞「けり」の終止形_

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・『去来抄』行く春を 品詞分解

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旺文社全訳古語辞典

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