等式の証明
左辺=右辺が成り立つことを証明する、という方法をこの単元では学びます。
等式を証明する場合
右辺(左辺)を変形させて、他方と同じ形になるかを確かめる
右辺-左辺 (または左辺-右辺)=0となるかを確かめる
この2つの方法を用いることが多いです。このことを踏まえて問題を解いてみましょう。
 \left(x ^{2} -x%2B1\right) )
を証明してみましょう。
左辺を展開して右辺と等しくなるか、もしくは「左辺-右辺=0」となるかを確かめてみます。とりあえず右辺を展開してみましょう。
 \left(x ^{2} -x%2B1\right) )
において x ^{2} +1=A] とおくと
左辺=右辺となることがわかりました。よって式は成り立つ。
これで証明は終了です。
もう1問やってみましょう。
が成り立つことを証明してみましょう。
とりあえず、左辺と右辺をどちらとも展開してみましょう。
左辺=
右辺=
以上のことから左辺=右辺が成り立つことがわかります。
このように
右辺(左辺)を変形させて、他方と同じ形になるかを確かめる
右辺-左辺 (または左辺-右辺)=0となるかを確かめる
ことが等式の証明では多く使われます。