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18_80 西アジア・地中海世界の形成 / ギリシア世界

アテネの発展 ①

著者名: エンリケ航海王子
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アテネのおこりと貴族政治


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アテネとは、ギリシアのポリスの典型といえる都市国家です。イオニア人が、ギリシア本土のアッティカ地方に集住(シノイキスモス)し、成立しました。

アテネの名前の由来は、アクロポリスに祀られた守護女神アテナからきています。

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(守護女神アテナ)

紀元前8世紀半ばになると、アテネではそれまでの王政が廃止され、貴族政治が始まりました。

貴族政治というのは、政治参加のために必要だった軍役を果たした貴族たちが、軍事・政治の両方を独占していた政治形態のことです。

これは貴族共和制と言える政治体制で、貴族の中から任期一年のアルコン(執政官)という役職が9人選ばれ、ポリスを統治していました。

紀元前7世紀には、キュロンという貴族が僭主(独裁)政治を行おうとクーデターを起こしましたが失敗し、処刑されます。

このように、アテネは長らく貴族政治のもと統治されていました。
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・アテネの発展 ①

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『教科書 世界史B』 山川出版社
『詳説世界史研究』 山川出版社
『世界史B 用語集』 山川出版社

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