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古文単語「まゐりよる/参り寄る」の意味・解説【ラ行四段活用】

著者名: 走るメロス
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まゐりよる/参り寄る

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ラ行四段活用

未然形まゐりよら
連用形まゐりより
終止形まゐりよる
連体形まゐりよる
已然形まゐりよれ
命令形まゐりよれ


意味:自動詞

(貴人の)お近くに寄り申し上げる

[出典]忠度の都落ち 平家物語
「この二、三年は、京都の騒ぎ、国々の乱れ、しかしながら当家の身の上のことに候ふ間、疎略を存ぜずといへども、常に参り寄ることも候はず。」

[訳]:ここ二、三年は、京都での騒ぎや、国々の乱れ、すべて平家の身の上のことでございますので、(俊成卿のことは)ぞんざいに思ってはいませんと申しましても、普段はお近くに寄り申し上げることもできませんでした。

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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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