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古文単語「さわぎ/騒ぎ」の意味・解説【名詞】

著者名: 走るメロス
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「さわぎ/騒ぎ」の意味・活用・使用例【名詞】

このテキストでは、古文単語「さわぎ/騒ぎ」の意味、解説とその使用例を記している。

※上代では「さわき」とも。
名詞

意味1

騒ぐこと、やかましいこと

[出典]芥川 伊勢物語
「『あなや。』と言ひけれど、神鳴るさわぎに、え聞かざりけり。」

[訳]:「あれえ。」と(女性は)言ったのですが、雷の鳴るやかましさで、(男はこれを)とても聞き取ることができませんでした。


意味2

あわただしいこと、とりこみ

[出典]:俊蔭 宇津保物語
「親たちの亡くなりにけるさわぎに...」

[訳]:親たちが亡くなってしまったとりこみに...




意味3

騒動、戦乱

[出典]:大和物語
「純友が騒ぎの時...」

[訳]:純友の戦乱の時...

※純友の戦乱=藤原純友の乱


意味4

遊興、酒宴などでにぎやかに遊ぶこと

[出典]:冥土の飛脚 近松門左衛門
「何時なりとも、騒ぎの節、きっと参上申すべく候。」

[訳]:いつでも、遊興のおりは、必ず参上申し上げるつもりです。

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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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