「もれいづ/漏れ出づ」の意味・活用・使用例【ダ行下二段活用】
このテキストでは、ダ行下二段活用の動詞「
もれいづ/漏れ出づ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ダ行下二段活用
未然形 | もれいで |
連用形 | もれいで |
終止形 | もれいづ |
連体形 | もれいづる |
已然形 | もれいづれ |
命令形 | もれいでよ |
■意味:自動詞
漏れ出る、こぼれて外に出る。
[出典]:
百人一首 左京大夫顕輔
「秋風に たなびく雲の 絶え間より
もれいづる月の 影のさやけさ」
[訳]:秋風に吹かれて横に長く引いている雲の切れ間から
漏れてくる月の光の、なんとすがすがしく澄んでいることよ。