「ならふ/習ふ」の意味・活用・使用例【ハ行四段活用】
このテキストでは、古文単語「
ならふ/習ふ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
「ならふ」には
①習ふ
②
慣らふ/馴らふ
③倣ふ
などの用法があるが、ここでは「①習ふ」を扱う。
ハ行四段活用
未然形 | ならは |
連用形 | ならひ |
終止形 | ならふ |
連体形 | ならふ |
已然形 | ならへ |
命令形 | ならへ |
■意味:他動詞
学ぶ、学習する、習得する。
[出典]:
或者、子を法師になして 徒然草
「蓑・笠やある。貸し給へ。かの薄の事
習ひに、渡辺の聖のがり尋ね罷らん。」
[訳]:蓑笠はありますか。(あれば)お貸しください。そのすすきのことを
学びに、渡辺の聖人のもとへ訪ねに参りましょう。