あかし/赤し
このテキストでは、ク活用の形容詞「
あかし/赤し」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容詞・ク活用
未然形 | あかく | あかから |
連用形 | あかく | あかかり |
終止形 | あかし | ◯ |
連体形 | あかき | あかかる |
已然形 | あかけれ | ◯ |
命令形 | ◯ | あかかれ |
■意味
赤い。
[出典]:
東下り・すみだ河 伊勢物語
「白き鳥の、嘴と脚と
赤き、鴫の大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。」
[訳]:白い鳥で、くちばしと脚が
赤い、鴨ぐらいの大きさであるのが、水面を気ままに動きまわりながら魚を食べています。
※「
あかし/明かし」の意味・解説