あづまぢ/東路
このテキストでは、古文単語「
あづまぢ/東路」の意味、解説とその使用例を記している。
名詞
■意味
京都から東の方へ向かう道、東海道、東国地方。
[出典]:
門出・東路の道の果て 菅原孝標女
「
東路の道の果てよりも、なほ奥つ方に生ひ出でたる人、いかばかりかはあやしかりけむを、いかに思ひ始めけることにか...」
[訳]:
京都から東国へ向かう道の果てよりも、もっと奥の方で育った人は、(今思うと)どれほどまあ(田舎っぽくて)見苦しかっただろうに、どうして(そのようなことを)思い始めたのか...