渡り | ラ行四段活用「渡る」の連用形。渡り給へるで「いらっしゃる、おいでになる」 |
人やり | 自分の意志ではなく他人に強制させられてすること |
うつくしげに | 形容動詞「うつくしげなり」の連用形。いかにもかわいらしい様子である |
尼削ぎ | 尼のように、髪を肩の辺りで切りそろえた髪型 |
めでたく | 形容詞「めでたし」の連用形。見事である |
まみ | 目もと、目つき |
薫れ | ラ行四段活用「薫る」の已然形または命令形。つややかに美しく見える |
よそのものに思ひやらむほどの心の闇 | 娘を養女に出して、外から眺めていなければならない明石の君の気持ちを「心の闇」と言っている |
何か | 感動詞。いやいやどうして |
口惜しき | 形容詞「口惜し」の連体形。残念な |
もてなし | サ行四段活用「もてなす」の連用形。ここでは、「世話をする」の意 |
あてやかなる | 形容動詞「あてやかなり」の連体形。気品のある |
天児 | 幼児のお守りの一つ |