ログイン

9_80 文法 / 文法

枕草子『宮に初めて参りたるころ』の品詞分解

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
テストに役立つ!枕草子『宮に初めて参りたるころ』の品詞分解・敬語の向きまで解説

このテキストでは、『枕草子』の一節『宮に初めて参りたるころ』の品詞分解と敬語の向きを記しています。



現代語訳

枕草子『宮に初めて参りたるころ』現代語訳・口語訳と文法解説

枕草子とは

枕草子は清少納言によって書かれたとされる随筆です。清少納言は平安時代中期の作家・歌人で、一条天皇の皇后であった中宮定子に仕えました。ちなみに枕草子は、兼好法師の『徒然草』、鴨長明の『方丈記』と並んで「古典日本三大随筆」と言われています。


品詞分解

※名詞は省略しています。


■宮に初めて参りたるころ、もののはづかしきことの数知らず、涙も落ちぬべければ、夜々参りて、三尺の御几帳のうしろに候ふに、

単語品詞敬意の向き
宮ーー
に格助詞ー
初めて副詞ー
参りラ行四段活用「まゐる」の連用形謙譲語:作者→中宮定子
たる完了の助動詞「たり」の連体形ー
ころ、ーー
ものーー
の格助詞ーー
はづかしきシク活用の形容詞「はずかし」の連体形ー
ことーー
の格助詞ー
数ーー
知らラ行四段活用「しる」の未然形ー
ず、打消の助動詞「ず」の連用形ー
涙ーー
も係助詞ー
落ちタ行上二段活用「おつ」の連用形ー
ぬ強意の助動詞「ぬ」の終止形ー
べけれ推量の助動詞「べし」の已然形ー
ば、接続助詞ー
夜々ーー
参りラ行四段活用「まゐる」の連用形謙譲語:作者→中宮定子
て、接続助詞ー
三尺ーー
の格助詞ー
御几帳ーー
の格助詞ー
うしろーー
に格助詞ー
候ふハ行四段活用「さぶらふ」の連体形作者→中宮定子
に、接続助詞ー



■絵など取り出でて見せさせ給ふを、手にてもえさし出づまじう、わりなし。「これは、とあり、かかり。それが、かれが。」などのたまはす。

単語品詞敬意の向き
絵ーー
など副助詞ー
取り出でダ行下二段活用「とりいづ」の連用形ー
て接続助詞ー
見せサ行下二段活用「みす」の未然形ー
させ尊敬の助動詞「さす」の連用形作者→中宮定子
給ふハ行四段活用「たまふ」の連体形尊敬の補助動詞:作者→中宮定子。「させ」とあわせて二重敬語
を、接続助詞ー
手ーー
にて格助詞ー
も係助詞ー
え副詞ー
さし出づダ行下二段活用「さしいづ」の終止形ー
まじう、打消推量の助動詞「まじ」の連用形「まじく」のウ音便ー
わりなし。ク活用の形容詞「わりなし」の終止形ー
「これ代名詞ー
は、係助詞ー
と副詞ー
あり、ラ行変格活用「あり」の終止形ー
かかり。ラ行変格活用「かかり」の終止形ー
それ代名詞ー
が、係助詞ー
かれ代名詞ー
が。」係助詞ー
など副助詞ー
のたまはす。サ行下二段活用「のたまはす」の終止形尊敬語:作者→中宮定子。「のたまふ」よりも高い敬意


【「わりなし」の意味は?】

1ページへ戻る
前のページを読む
1/4
次のページを読む

Tunagari_title
・枕草子『宮に初めて参りたるころ』の品詞分解

Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
『教科書 精選古典B 古文編』 東京書籍
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
『教科書 高等学校古典B』 第一学習社

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 387,822 pt 
 役に立った数 280 pt 
 う〜ん数 93 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。