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枕草子『大納言殿参り給ひて』の品詞分解(敬語・助動詞など)
著作名: 走るメロス
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またの夜は、夜の御殿に参らせ給ひぬ。夜中ばかりに、廊に出でて人よべば、「下るるか。いで、送らむ。」とのたまへば、


また副詞
格助詞
は、係助詞
夜の御殿
格助詞
参らラ行四段活用・未然形
尊敬の助動詞・連用形
給ひ補助動詞・ハ行四段活用・連用形・尊敬語
ぬ。完了の助動詞・終止形
夜中
ばかり副助詞
に、格助詞
格助詞
出でダ行下二段活用・連用形
接続助詞
よべバ行四段活用・已然形
ば、接続助詞
「下るるラ行上二段活用・連体形
か。係助詞
いで、感動詞
送らラ行四段活用・未然形
む。」意思の助動詞・終止形
格助詞
のたまへハ行四段活用・已然形
ば、接続助詞



裳、唐衣は屏風にうちかけていくに、月のいみじう明かく、御直衣のいと白う見ゆるに、指貫を長う踏みしだきて、袖をひかへて、「倒るな。」と言ひて、おはするままに、

裳、唐衣
係助詞
屏風
格助詞
うちかけカ行下二段活用・連用形
接続助詞
いくカ行四段活用・連体形
に、接続助詞
格助詞
いみじう形容詞・シク活用・連用形のウ音便
明かく、形容詞・ク活用・連用形
御直衣
格助詞
いと副詞
白う形容詞・ク活用・連用形のウ音便
見ゆるヤ行下二段活用・連体形
に、接続助詞
指貫
格助詞
長う形容詞・ク活用・連用形のウ音便
踏みしだきカ行四段活用・連用形
て、接続助詞
格助詞
ひかへハ行下二段活用・連用形
て、接続助詞
「倒るラ行下二段活用・終止形
な。」終助詞
格助詞
言ひハ行四段活用・連用形
て、接続助詞
おはするサ行変格活用・連体形
まま
に、格助詞



「游子、なほ残りの月に行く。」と誦し給へる、またいみじうめでたし。「かやうの事、めで給ふ。」とては笑ひ給へど、いかでか、なほをかしきものをば。

「游子、
なほ副詞
残り
格助詞
格助詞
行く。」カ行四段活用・終止形
格助詞
誦しサ行変格活用・連用形
給へ補助動詞・ハ行四段活用・已然形・尊敬語
る、完了の助動詞・連体形
また副詞
いみじう形容詞・シク活用・連用形・ウ音便
めでたし。形容詞・ク活用・終止形
「かやう形容動詞・ナリ活用の語幹
格助詞
事、
めでダ行下二段活用・連用形
給ふ。」補助動詞・ハ行四段活用・終止形・尊敬語
格助詞
接続助詞
係助詞
笑ひハ行四段活用・連用形
給へ補助動詞・ハ行四段活用・已然形・尊敬語
ど、接続助詞
いかで副詞
か、係助詞
なほ副詞
をかしき係助詞・シク活用・連体形
もの
格助詞
係助詞。


【「誦ず」の意味は?】

※現代語訳:『大納言殿参り給ひて』のわかりやすい現代語訳と解説

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著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。



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