円に外接する円の方程式
"x²+y²=1"に外接する円で、中心が(3,4)となる円の方程式を求めなさい
まず、求める円がどのようなものか、イメージ図をかいてみましょう。
赤色の円が求める円です。
円の中心はわかっていますが、円の方程式を成り立たせるためには、円の半径の値が必要です。ということで、円の半径を求めていきます。
解法
"x²+y²=1"の中心をO、求める円の中心をO'、半径をrとします。
これを図に書き加えると次のようになります。
図より、2つの円の距離OO'は、原点からO'(3,4)の距離に等しいことがわかります。
座標上の2点間の距離を求める公式より
OO'²=(3−0)²+(4−0)²=9+16=25
OO'>0より、OO'=5 ー①
また、OO'は、
2つの円の半径を足したものであることも図からわかります。
OO'=1+r ー②
①と②より"1+r=5"
r=4
以上より求める円は、中心が(3、4)で半径が4の円ということがわかりました。
"(x−3)²+(y−4)²=16"が答えです。