円と直線の共有点の個数
円:
x²+y²=r² ー①
直線:
lx+my+n=0 ー②
①と②の共有点について考えてみます。
①と②を連立させてyを消去した式を、"
ax²+bx+c=0"とします。
ここまでがよくわからない人は、具体的に式に数字をいれて考えてみましょう。
・x²+y²=25² (x²+y²=r²)
・x−y+1=0 (lx+my+n=0)
として、この2つを連立してyを消去した式が
"x²+x−12=0" (ax²+bx+c=0)
です。
"ax²+bx+c=0"の判別式をDとしたとき、その
Dの値によって共有点の個数が変わります。
D=b²−4ac>0のとき
D=b²−4ac>0のとき、
異なる2つの点で交わる
D=b²−4ac=0のとき
D=b²−4ac=0のとき、
直線は円に接する。
そして
共有点は1つ
D=b²−4ac<0のとき
D=b²−4ac>0のとき、円と直線は交わらない。
共有点なし。