2つの直線が平行であるための条件
・y=mx+n -①
・y=m'x+n' -②
この2つの直線が、座標上で平行であるための条件をみてみましょう。
わかりやすくするために、
・y=2x
・y=2x+1
という2つの直線で考えることにします。
この2つの直線を図にすると、次のようになります。
"y=2x"と"y=2x+1"の関係を考えてみます。
"y=2x"をy軸方向に1
平行移動したものが"y=2x+1"ですね。
平行移動したわけですから当然、2つの直線は平行の関係にあります。
では、この2つの直線の式をみて、平行であるための条件を探してみます。
"y=2x"と"y=2x+1"、なにが変わったかというと、
xの係数(つまり直線の傾き)がそのままでy切片の値が変化していますね。(
y切片とは)。つまり
y切片の値に関係なく、傾きが同じであればよいということですね。
これを"y=mx+n"と"y=m'x+n"で考えたとき、2つの直線が平行であるためには、
2直線の傾きが同じである必要があります。
つまり、"
m=m'"のとき、①と②の直線が平行になるといえます。
2直線"y=mx+n"と"y=m'x+n'"が平行である条件は
"m=m'"