おきまどはす/置き惑はす
このテキストでは、サ行四段活用の動詞「
おきまどはす/置き惑はす」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
サ行四段活用
未然形 | おきまどはさ |
連用形 | おきまどはし |
終止形 | おきまどはす |
連体形 | おきまどはす |
已然形 | おきまどはせ |
命令形 | おきまどはせ |
■意味:他動詞
(霜や露がおりて)区別がつきにくいようにする。
[出典]:
凡河内躬恒 百人一首
「心あてに折らばや折らむ初霜の
おきまどはせる白菊の花」
[訳]:(もし折るとするならば)あてずっぽうに折ってみようか。初霜が降りて(霜の白さか花の白さか)
区別がつきにくくなっている白菊の花よ。