■からうじて思ひ起こして、弓矢を取り立てむとすれども、手に力もなくなりて、なえかかりたる中に、
| からうじて | 副詞 |
| 思ひ起こし | サ行四段活用・連用形 |
| て、 | 接続助詞 |
| 弓矢 | ー |
| を | 格助詞 |
| とり立て | タ行下二段活用・未然形 |
| む | 意志の助動詞・終止形 |
| と | 格助詞 |
| すれ | サ行変格活用・已然形 |
| ども、 | 接続助詞 |
| 手 | ー |
| に | 格助詞 |
| 力 | ー |
| も | 係助詞 |
| なく | 形容詞・ク活用・連用形 |
| なり | ラ行四段活用・連用形(※なくなり:ラ行四段活用・連用形とする考えもある) |
| て、 | 接続助詞 |
| なえかかり | ラ行四段活用・連用形 |
| たる | 存続の助動詞・連体形 |
| 中 | ー |
| に、 | 格助詞 |
■心さかしき者、念じて射むとすれども、ほかざまへ行きければ、荒れも戦はで、心地ただ痴れに痴れて、まもりあへり。
| 心さかしき | 形容詞・シク活用・連体形 |
| 者、 | ー |
| 念じ | サ行変格活用・連用形 |
| て | 接続助詞 |
| 射 | ヤ行上一段活用・未然形 |
| む | 意志の助動詞・終止形 |
| と | 格助詞 |
| すれ | サ行変格活用・已然形 |
| ども、 | 接続助詞 |
| ほかざま | ー |
| へ | 格助詞 |
| 行き | カ行四段活用・連用形 |
| けれ | 過去の助動詞・已然形 |
| ば、 | 接続助詞 |
| あひ | ハ行四段活用・連用形 |
| も | 係助詞 |
| 戦は | ハ行四段活用・未然形 |
| で、 | 接続助詞 |
| 心地 | ー |
| ただ | 副詞 |
| しれ | ラ行下二段活用・連用形 |
| に | ー |
| しれ | ラ行下二段活用・連用形 |
| て、 | 接続助詞 |
| まもりあへ | ハ行四段活用・已然形または命令形 |
| り。 | 存続の助動詞・終止形 |
※つづく:
かぐや姫の昇天(立てる人どもは~)』の品詞分解
※現代語訳:
『かぐや姫の昇天』(かかるほどに、宵うち過ぎて、〜)の現代語訳
関連テキスト
・竹取物語『
冒頭』(今は昔、竹取の翁といふもの〜)
・竹取物語『
蓬莱の玉の枝』(くらもちの皇子は〜)
・竹取物語『
火鼠の皮衣』(家の門に持て至りて立てり)
・竹取物語『
帝の求婚』(帝、にはかに日を定めて~)
・竹取物語『
かぐや姫の嘆き』(八月十五日ばかりの月に出でゐて、~)
・竹取物語『
かぐや姫の昇天』(かかるほどに、宵うち過ぎて、〜)
・竹取物語『
かぐや姫の昇天』(立てる人どもは~)
・竹取物語『
かぐや姫の昇天』(竹取、心惑ひて~)
・竹取物語『
かぐや姫の昇天』(天人の中に持たせたる箱~)
著者情報:走るメロスはこんな人
学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。