2次関数のグラフとx軸との共有点
a>0の場合
のグラフとx軸との共有点の数の求め方について学習しましょう。
とx軸との関係は、次の3パターンとなります。
■判別式をつかう
共有点の数を求めるには、
判別式とよばれる公式を使います。
判別式とはD=b²-4ac
D>0、すなわちb²-4ac>0のとき、f(x)のグラフとx軸とは2つの共有点をもつ
D=0、すなわちb²-4ac=0のとき、f(x)のグラフとx軸とは1つの共有点をもつ
D<0、すなわちb²-4ac<0のとき、f(x)のグラフとx軸とは共有点をもたない
a<0の場合
 =ax ^{2} %2Bbx%2Bc \left(a<0\right) )
の場合も同様です。
ただし、グラフの向きが逆になるので注意しましょう。
練習問題
判別式をつかった練習問題を解いてみましょう。
とx軸との共有点の数を求めなさい
早速判別式を使います。
D>0なので、共有点の数は2つ。
確かめのために
 =x ^{2} -2x-2)
のグラフをかいてみます。
図のように、共有点が2つあることがわかります。
答え:共有点2つ