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竹取物語『かぐや姫の昇天・天の羽衣』(天人の中に持たせたる箱~)の品詞分解(敬語・助動詞など)

著者名: 走るメロス
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その時にかぐや姫、「しばし待て。」と言ふ。「衣着せつる人は、心異になるなりといふ。もの一言、言ひ置くべきことありけり。」と言ひて、文書く。


代名詞
格助詞
に、格助詞
かぐや姫
「しばし副詞
待て。」タ行四段活用・命令形
格助詞
言ふ。ハ行四段活用・終止形
「衣
着せサ行下二段活用・連用形
つる完了の助動詞・連体形
は、係助詞
異に形容動詞・ナリ活用・連用形
なるラ行四段活用・連体形
なり断定の助動詞・終止形
格助詞
言ふ。ハ行四段活用・終止形
もの一言
言ひおくカ行四段活用・終止形
べき当然の助動詞・連体形
こと
ありラ行変格活用・連用形
けり。」詠嘆の助動詞・終止形
格助詞
言ひハ行四段活用・連用形
て、接続助詞
書く。カ行四段活用・終止形






天人、「遅し。」と心もとながり給ふ。かぐや姫、「物知らぬことなのたまひそ。」とて、いみじく静かに、朝廷に御文奉り給ふ。あわてぬさまなり。

天人、
「遅し。」形容詞・ク活用・終止形
格助詞
心もとながりラ行四段活用・連用形
給ふ。尊敬の補助動詞・ハ行四段活用・終止形
かぐや姫、
「物
知らラ行四段活用・未然形
打消の助動詞・連体形
こと
副詞
のたまひハ行四段活用・連用形
そ。」終助詞
とて、格助詞または格助詞「と」+接続助詞「て」
いみじく形容詞・シク活用・連用形
静かに、形容動詞・ナリ活用・連用形
格助詞
御文
奉りラ行四段活用・連用形
給ふ。尊敬の補助動詞・ハ行四段活用・終止形
慌てタ行下二段活用・未然形
打消の助動詞・連体形
さま
なり。断定の助動詞・終止形






「かくあまたの人を賜ひてとどめさせ給へど、許さぬ迎へまうで来て、取り率てまかりぬれば、口惜しく悲しきこと。

「かく副詞
あまた副詞
格助詞
格助詞
賜ひハ行四段活用・連用形
接続助詞
とどめマ行下二段活用・未然形
させ尊敬の助動詞・連用形
たまへ尊敬の補助動詞・ハ行四段活用・已然形
ど、接続助詞
許さサ行四段活用・未然形
打消の助動詞・連体形
迎へ
まうで来カ行変格活用・連用形
て、接続助詞
取り率ワ行上一段活用・連用形
接続助詞
まかりラ行四段活用・連用形
ぬれ完了の助動詞・已然形
ば、接続助詞
口惜しく形容詞・シク活用・連用形
悲しき形容詞・シク活用・連体形
こと。






宮仕へ仕うまつらずなりぬるも、かくわづらはしき身にてはべれば、心得ずおぼしめされつらめども、心強く承らずなりにしこと、なめげなるものに思しめしとどめられぬるなむ、心にとまり侍りぬる。」

宮仕へ
仕うまつらラ行四段活用・未然形
打消の助動詞・連用形
なりラ行四段活用・連用形
ぬる完了の助動詞・連体形
も、係助詞
かく副詞
わづらはしきシク活用の形容詞「わづらはし」の連体形
断定の助動詞・連用形
接続助詞
侍れラ行変格活用・已然形
ば、接続助詞
心得ア行下二段活用・未然形
打消の助動詞・連用形
思し召さサ行四段活用・未然形
自発または尊敬の助動詞・連用形
強意の助動詞・終止形
らめ現在推量の助動詞・已然形
ども、接続助詞
心強く形容詞・ク活用・連用形
承らラ行四段活用・未然形
打消の助動詞・連用形
なりラ行四段活用・連用形
完了の助動詞・連用形
過去の助動詞・連体形
こと、
なめげなるナリ活用の形容動詞「なめげなり」の連体形
もの
格助詞
思し召しサ行四段活用。連用形
とどめマ行下二段活用・未然形
られ受身または尊敬の助動詞・連用形
ぬる完了の助動詞・連体形
なむ、係助詞
格助詞
とまりラ行四段活用・連用形
侍り丁寧の補助動詞・ラ行変格活用・連用形
ぬる。」完了の助動詞・連体形



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