新規登録 ログイン

9_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

「私物に思ほしかしづき給ふこと限りなし」の現代語訳

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
「私物に思ほしかしづき給ふこと限りなし」の現代語訳・口語訳・意味

原文

この君をば、私物に思ほしかしづき給ふこと限りなし


現代語訳・口語訳・意味

(新しくお生まれになった)この皇子には、自分の大事なものとお思いになり大切にお育てなさることこの上ありません。


品詞分解

かしづきカ行四段活用「かしづく」の連用形
給ふ尊敬の補助動詞・ハ行四段活用「たまふ」の連体形
こと名詞
限りなし。ク活用の形容詞「かぎりなし」の終止形



主な出典

源氏物語「桐壷・光源氏の誕生」
一の皇子は、右大臣の女御の御腹にて、寄せ重く、疑ひなき儲の君と、世にもてかしづき聞こゆれど、この御にほひには並び給ふべくもあらざりければ、おほかたのやむごとなき御思ひにて、この君をば、私物に思ほしかしづき給ふこと限りなし。
Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 276 pt 
 役に立った数 0 pt 
 う〜ん数 0 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。