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9_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

「あさましく候ひしこと」の現代語訳・品詞分解・敬意の向き

著者名: 走るメロス
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「あさましく候ひしこと」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解・敬意の向き

原文

寛和二年丙戌六月二十二日の夜、あさましく候ひしことは...



現代語訳・口語訳・意味

寛和二年丙戌の年の六月二十二日の夜に、驚きあきれましたことは...


品詞分解

単語品詞敬意の向き
あさましくシク活用の形容詞「あさまし」連用形
候ひ丁寧の補助動詞・ハ行四段活用「さぶらふ」の連用形語り手→聞き手
過去の助動詞「き」の連体形
こと名詞




主な出典

大鏡「花山院の出家」
永観二年八月二十八日、位につかせ給ふ。御年十七。寛和二年丙戌六月二十二日の夜、あさましく候ひしことは、人にも知らせさせ給はで、みそかに花山寺におはしまして、御出家入道せさせ給へりしこそ。御年十九。世を保たせ給ふこと二年。そののち、二十二年おはしましき。
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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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