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1_80 古典:読み解き / 古文:文章の訳/読み解き

「紫だちたる雲の細くたなびきたる」の現代語訳

著者名: 走るメロス
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「紫だちたる雲の細くたなびきたる」の現代語訳・口語訳・意味

原文

春はあけぼのやうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。



現代語訳・口語訳・意味

春は夜がほのぼのと明けようとする頃(が良い)。(日が昇るにつれて)だんだんと白んでいく、山際の辺りがいくらか明るくなって、紫がかっている雲が横に長く引いている様子(が良い)。


品詞分解

紫だちタ行四段活用「むらさきだつ」の連用形
たる完了の助動詞「たり」の連体形
名詞
格助詞
細くク活用の形容詞「ほそし」の連用形
たなびきカ行四段活用「たなびく」の連用形
たる。存続の助動詞「たり」の連体形



主な出展

枕草子冒頭
春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。
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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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