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古文単語「たなびく/棚引く」の意味・解説【カ行四段活用】

著者名: 走るメロス
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たなびく/棚引く

このテキストでは、カ行四段活用の動詞「たなびく/棚引く」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。

カ行四段活用

未然形たなびか
連用形たなびき
終止形たなびく
連体形たなびく
已然形たなびけ
命令形たなびけ


意味:自動詞

雲や霞などが横に長く引く

[出典]枕草子 清少納言
「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」

[訳]:春は夜がほのぼのと明けようとする頃(が良い)。(日が昇るにつれて)だんだんと白んでいく、山際の辺りがいくらか明るくなって、紫がかっている雲が横に長く引いている様子が良い。

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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