「かく/斯く」の意味・活用・使用例【副詞】
このテキストでは、古文単語「
かく/斯く」の意味、解説とその使用例を記している。
「かく」には
①斯く(副詞)
②
格(名詞)
③
欠く(カ行四段活用)
④
舁く(カ行四段活用)
⑤
駆く/駈く(カ行下二段活用)
⑥
掛く/懸く(カ行四段活用/カ行下二段活用)
⑦
掻く(カ行四段活用)
などの用法があるが、ここでは「①斯く(副詞)」を扱う。
副詞
■意味
このように、こんなふうに、こう。
[出典]:
物語 更級日記
「
かくのみ思ひくんじたるを、心も慰めむと...」
[訳]:(私が)
このようにひたすらふさぎこんでいるので、心を慰めようと...