「かく/舁く」の意味・活用・使用例【カ行四段活用】
このテキストでは、古文単語「
かく/舁く」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
動詞「かく」には
①
欠く
②
駆く/駈く
③舁く
④
掛く/懸く
⑤
掻く
などの用法があるが、ここでは「③舁く」を扱う。
カ行四段活用
未然形 | かか |
連用形 | かき |
終止形 | かく |
連体形 | かく |
已然形 | かけ |
命令形 | かけ |
■意味:他動詞
(神輿や籠などを)
かつぐ、肩にのせて運ぶ。
[出典]:道隆 大鏡
「車さし寄せつつ、人にかかれて乗り給ふを...」
[訳]:牛車を寄せさせながら、人に担がれてお乗りになるのを...