新規登録 ログイン

9_80 ことば / 単語

古文単語「かこちがほなり/かこち顔なり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
「かこちがほなり/かこち顔なり」の意味・活用・使用例【形容動詞ナリ活用】

このテキストでは、ナリ活用の形容動詞「かこちがほなり/かこち顔なり」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。



形容動詞・ナリ活用

未然形かこちがほなら
連用形かこちがほなりかこちがほに
終止形かこちがほなり
連体形かこちがほなる
已然形かこちがほなれ
命令形(かこちがほなれ)


意味

恨めしそうに、嘆いている顔だ、~のせいだというようだ

[出典]百人一首 西行法師
「なげけとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな」

[訳]:「悲しみに泣きなさい」と月が(私に)物思いをさせるのでしょうか。(いや、そうではないのに)月のせいだというように(こぼれる)私の涙であることですよ。

Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 3,380 pt 
 役に立った数 0 pt 
 う〜ん数 0 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。