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古文単語「まめまめし/実実し/忠実忠実し」の意味・解説【形容詞シク活用】

著者名: 走るメロス
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「まめまめし/実実し/忠実忠実し」の意味・活用・使用例【形容詞シク活用】

このテキストでは、シク活用の形容詞「まめまめし/実実し/忠実忠実し」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。

形容詞・シク活用

未然形まめまめしくまめまめしから
連用形まめまめしくまめまめしかり
終止形まめまめし
連体形まめまめしきまめまめしかる
已然形まめまめしけれ
命令形まめまめしかれ


意味1

いかにもまじめだ、本気だ、誠実だ

[出典]:若紫 源氏物語
「かかるついでにまめまめしう聞こえさすべきことなむ」

[訳]:このような機会に誠実に申し上げなければならないこと(がございます)。


意味2

実用的である、実生活向きである

[出典]更級日記 菅原孝標女
「何をかたてまつらむ。まめまめしき物は、まさなかりなむ。ゆかしくし給ふなるものをたてまつらむ。」

[訳]:何を差し上げましょうか。実用的なものは、よくないでしょう。(あなたが)読みたがっていらっしゃると聞いている物をさしあげましょう。

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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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