「すぐれて時めき給ふありけり」の現代語訳・口語訳・意味
原文
すぐれて時めき給ふありけり。
現代語訳・口語訳・意味
際だって帝のご寵愛を受けていらっしゃる方がいました。
品詞分解
| すぐれ | ラ行下二段活用「すぐる」の連用形 |
| て | 接続助詞(または「すぐれて」で接続助詞) |
| 時めき | カ行四段活用「ときめく」の連用形 |
| 給ふ | 尊敬の補助動詞・ハ行四段活用「たまふ」の連体形 |
| あり | ラ行変格活用「あり」の連用形 |
| けり。 | 過去の助動詞「けり」の終止形 |
主な出典
【源氏物語「桐壷・光源氏の誕生」】
いづれの御時にか、女御、更衣あまた候ひ給ひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。