∠BACが鈍角の場合
最後に、∠BACが鈍角の場合を証明します。
四角形ABPCについて考えてみます。
円に内接する四角形は、その対角の和が180°になるんでしたね。つまり
∠CAB+∠CPB=180°となります。
これを変形して ∠BAC=180°-∠CPB …④
一方で、∠CBD'+∠CBD=180°より、
∠CBD=180°-∠CPD' …⑤
ここで、∠BACが鋭角のときの証明より
∠CBD'=∠CPBであることがわかっています(∠BACが鈍角なので∠CPBは鋭角になりますね。)ので、⑤式は
∠CBD=180°-∠CPBとなります。 …⑥
④と⑥より∠BAC=∠CBDとなりますね。
以上のことから、接弦定理は、∠BACがどのような角度であっても成り立つことがわかります。