正負の数を具体例を使ってわかりやすく解説
このテキストでは「正負の数」について学びます。初めて学習する人でも理解ができるように、具体例を使ってできるだけわかりやすく解説していきますので、頑張って一緒に学びましょう!
正負の数と0(ゼロ)の関係
まず、次の3つ数があることを覚えておきましょう。
■正の数(せいのすう)
■負の数(ふのすう)
■0(ゼロ)
これは数学の基本的な考え方で、普段の生活の中でもよく使われています。
■正の数
まず、
正の数とは何でしょうか?それは
0(ゼロ)より大きい数のことをです。例えば、1,2、3などです。
グミを1つちょうだい
お風呂の温度は38℃
車が時速40kmで走っている
このように、私たちの日常は正の数であふれていますね。
■負の数
では、
負の数とは何でしょうか?それは
0(ゼロ)より小さい数のことをです。負の数には、数字の前にマイナス記号をつけます。例えば、-1(マイナス1),-2(マイナス2)、-3(マイナス3)などです。
今日の最低気温は-5℃
のように、日常で負の数を使うことも少なくはありません。
■0(ゼロ)
0(ゼロ)は正の数でも負の数でもありません。
数直線
ここまで学習したことを図(数直線)に表してみます。
0を基準に右側が正の数を、左側が負の数を表します。わかりやすく表現するために正の数は「+1」、「+2」、「+3」と書いていますが、普段は「+」を省略して「1,2、3」と書くことが多いです。
数直線を使って考えると、右に行くほど数は大きくなり、左に行くほど数は小さくなります。つまり、2は1より大きく、-3は-2より小さいと言えます。