正負の数は算数から数学に代わって初めて出てくる単元です。
算数と数学の大きな違いは、
マイナスがでてくることです。
それでは数学の基礎である正負の数についてご説明します。
正負の数とはその名のとおり、
正の数と
負の数からできたものことです。
正の数は
0(ゼロ)より大きな数を表し、
正の符号+(プラス)つけます。
負の数は
0より小さな数を表し
負の符号-(マイナス)をつけます。
具体的に表すと以下のようになります
正の数:+1、+2、+3、+4……
負の数:-1、-2、-3、-4……
正の数は+、負の数は-
図で表すと以下のようになります。
0(ゼロ)を基準に数が増えると正の数、数が減ると負の数となります。
正の数は、私たちが物を数えたりしている時など普段使っている数を表します。
+を省略して書くことが多いですが、負の数に慣れるまでは書くように心がけましょう。
負の数は、足りない数を表す時に使います。
たとえば、
「200円のジュースを買いたいけど100円しかもっていない。」
「100円足りません。」
これを符号を使って表すと
「-100円」となります。
このように、負の数はできています。数学は正負の数から!
具体的な使用例や計算方法については正負の数の計算で説明しましょう。