対数・ログについてわかりやすく説明します
となるxの値を求めるとき、①は2を4乗すれば16になるのでx=4、②では2を-1乗すれば1/2になるので、x=-1というように、直感で答えを求めることができます。では次の式はどうでしょうか。
この式を満たすxの値は無理数となるので、簡単には求めることはできません。
ここで使うのが
log(ログ)です。
答えが無理数とは言えど、その式を満たす数が存在していることは確かなので、無理矢理表示方法を作ってしまったと思ってください。
3をx乗して5となるときxの値を
と表します。つまり、以下の式が成り立ちます。
何もlogは無理数のときのみに使えるというわけではなく
のように、キレイに答えが求まる数字でも、使うことは可能です。
では実際に
なおしてみましょう。
(1) 2³=8
これは、
となります。
(2) 3²=9
これは、
となります。